2022年11月11日カテゴリー:

1学年の保護者の皆様へ

 

11月11日(金)

 

 11日(金)より歌声コンクールの練習が始まりました。定期試験期間前までの短い期間ですが、各クラス朝の練習を行っていました。

各クラスが発表する曲は以下の通りです。

1年1組 信じる

1年2組 虹

1年3組 混声のための合唱組曲「時の女神」より「あなたへ~旅立ちによせるメッセージ~」

1年4組 大地讃頌

1年5組 蒼鷺

1年6組 混声合唱のための組曲「蔵王」より「吹雪」

 コロナ対策のため間隔をとって「1教室20名まで」という制限での練習ですが、機会を有効に使って中身の濃い練習にしてくれればと思います。

↓ 練習の様子です。

 また、11日(金)にはフロンティア探究Ⅰの「サイエンス・フォーラム」として、理化学研究所・創発物性科学研究センターの藤代有絵子様に「電子スピンで拓く未来」という演題でお話しを聞かせていただきました。

 専門の研究内容のお話では、トポロジカルスピン構造、室温超電導、BCS理論等、高度な内容などにも言及していただき、世界最先端の研究現場で何がなされているかを体感することができました。そして、それらを本当に楽しそうに話して下さる藤代さんの姿がとても印象的でした。

 本校の卒業生でもある藤代さんは、南高時代には物質化学部の部長として活動し、「そのときの『素朴な疑問』『好奇心』が今になってとても役に立っていると実感できる」と語ってくれました。

 宇宙物理学者のアインシュタインの言葉にも「重要なのは、疑問を持ち続けること。知的好奇心は、それ自体に存在意義があるものだ。」という名言があります。

「時間とはなんだろう。」「宇宙はどうなっているのだろう」「原子って・・・」。

誰しも考えたことがある疑問ですが、大人になるとわからないことが当たり前になり、不思議だ、知りたい、と思う感覚も薄れて行くのかもしれません。

 90分の講演中は必死でメモを取る生徒も多く、その好奇心を持つ姿に感心しました。我々教員も、生徒の素朴な疑問を潰さず、育てていけるように頑張らねばと強く感じました。

以下はホームページでの報告ページのリンクです。

http://www.kofuminami-h.ed.jp/30443/

 

来週は17日(木)が試験時間割発表となります。定期試験期間中になると、歌声コンクールの練習も休止になります。授業、探究活動、学校行事、部活動、さまざまな場面で全力で頑張って欲しいと思います。

(文責:山下)