理数科Q&A

理数科に関する質問をまとめました。

 

部活との両立は可能ですか?

可能です。優先順位を考えてメリハリをつけて頑張っています。例年約9割の理数科生が文化部・運動部問わず部活動に所属しており、兼部をして頑張っている生徒も多いです。上位大会出場を成し遂げている生徒もいます。

 

行事への取り組み方はどうですか?

非常に積極的に取り組みます。勉強だけではなく、学園祭や歌声コンクールなどの様々な行事に妥協することなくクラス全員で一丸となって向かっていく姿勢は、理数科の当初からの変わらぬ特徴と言えます。3年間クラス替えがないこともクラスの団結力を高める大きな要素となっています。

 

文系志望でも大丈夫でしょうか?

全く問題ないです。2年生から文理に分かれて授業を行いますが、少人数の場合が多いため手厚い指導が受けられます。文系にも成績優秀者が多く、毎年難関大へ合格者が出ています。

 

前期入試ではどのような問題が出されますか?

知識だけあれば解けるという問題ではなく、論理的に考えを進めたり試行錯誤を必要としたり自分で考えることを必要とする問題が出題されます。日頃から「何故こうなるのか?」、「このようにする理由は何か?」などと様々なことに疑問を持ち考える癖をつけておくといいでしょう。

 

3年間クラス替えがなく人間関係は大丈夫でしょうか?

最初にこのことを気にする生徒が多少いますが、生活していくうちに志が高い者同士の集団なので、良好な人間関係が築かれていきます。大半の生徒はクラス替えがないことのメリットの方が多いと感じています。卒業生に聞くと、「3年間一緒に過ごせて良かった」という意見が非常に多いです。

 

普通科との違いは何ですか?

教育課程が独自のもので、授業の進度が早く、内容も深く、より専門的な学習が可能です。理数科独自の行事として宿泊学習会、土曜課外、放課後課外、研究機関などへの訪問、理数科合同LHR・レクレーションなどがあり、理数科の縦の繋がりも大切にしています。

 

理数科と理数クラスの違いは何ですか?

教育課程、課外、学習会、模試など基本的には同じです。クラス単位での東大のオープンキャンパス参加、研究機関の見学会など、理数科が独自に行う行事もあります。

 

理数科に入ることで身につく力はどのようなものがありますか?

「自分の頭でよく考える」ことを重視するので、深い洞察力が身につきます。また、色々なことにチャレンジする強い精神力、仲間を思いやる心、逆境に耐えうる忍耐力など社会で最も必要とされる力を身につけることができます。

 

理数科は勉強ばかりですか?

全くそんなことはないです。もちろん学習が中心となっていますが、メリハリをつけて高校生活を楽しんでいます。生徒同士の仲が良く、放課後一緒に学習したり、休日を利用して出掛けたりする生徒が多いです。また、科学の甲子園、数学オリンピック、化学グランプリ、物理チャレンジ、日本生物学オリンピック、高校生クイズなどなど様々な大会へ出場しています。全国大会にも出場し輝かしい成績を収めている生徒も多数います。

 

授業のスピードについていけるか不安です。難易度はどうですか?

中学の授業と比較すると内容も多くなり、スピードもアップします。ただし、進度については、生徒の全体的な理解度に合わせた授業となるので心配しすぎる必要はありません。難易度については、 普通科と比較すると教科書や副教材が異なる場合もありレベルの高い内容を扱います。しかし、難しい内容であっても、考えたり話し合ったりする時間を通して理解することができる授業が行われています。