2021年11月11日カテゴリー:

2学年の保護者の皆様へ(自然科学研究発表大会)

11/11(木)

11/5(日)に生徒の自然科学研究発表大会が行われ、自然科学系の部活動の生徒たちがが日ごろの研究成果を発表いたしました。基本的に3年生はすでに引退しているので、いずれも2年生が中心となっての研究が多いです。その中で、物質科学部が化学部門で芸術文化祭賞、生命科学部が生物部門とポスター部門で芸術文化祭賞を獲得いたしました(芸術文化祭賞=最優秀賞です)!!来年の夏に東京で行われる全国総文祭へ参加できます!!

私は生命科学部で生物部門に参加した生徒たちの研究テーマを指導していますが、生徒たちは地道な活動を1年間継続してきました。植物が研究材料なので、春休みも冬休みも水やりや農薬散布のために登校し、朝も夕方も実験をしてきました。そうした地道な努力が報われたかたちとなり、結果を聞いた時には目頭が熱くなりました。良い結果を得るには、運も必要だと考えていますが、そういった運も日ごろの前向きな姿勢が呼び込むものだと思います。生徒たちの自信になってくれればと思います。また、今回残念ながら入賞できなかった研究テーマもありますが、こうした活動で培った知的探求心は進学後や将来の人生に渡っても生かされることと思います。

生命科学部は読売新聞主催の日本学生科学賞でも県議会議長賞(2位相当)を獲得し、全国審査に進出することができました。その授賞式の中で、審査委員長の平田先生(山梨大学名誉教授)が、「この(受賞者たちの)中で将来ノーベル賞を獲得する人もいるかもしれません」とおっしゃっていました。ぜひ本校SSHで育った生徒たちのなかから、将来ノーベル賞受賞者が出てくれたらなぁ、、、と夢を描いています。

(文責 佐藤慶)