さらに、本日16日(金)にSSH「サイエンスダイアログ」が実施されました。1年5組の生徒を対象に東京都立大学のDr. Gergo NEMES (Mr.)先生が「量子論におけるリサージェンス理論とその応用」の演題で講義してくださいました。研究内容はかなり高度であり、しかも英語での講義であったため、生徒は苦労することが予想されましたが、質問の時間になると多くの質問が飛び交い、終了後も講師の先生を取り囲んで積極的に英語で質問する姿が印象的でした。生徒からは「英語で数学を学ぶという良い経験となった」という感想が聞かれ、南高生の頼もしさを感じることができました。
12月16日(金)
9日(金)に大学出張講義が行われました。今回の大学出張講義は、実際に大学で行われている授業と同等の内容やレベルの講義を受けることで学びの意欲や前向きな意識を涵養することがねらいです。県内外から10名の大学の先生に来校していただき、6・7校時の2時間を利用して貴重な講義を聞かせていただきました。
以下、講座内容の概略を紹介いたします。
東京外国語大学 大川正彦先生 「共に生きることの哲学--ケアの倫理から考える」
山梨大学 田中武夫先生 「第二言語習得理論から見る英語学習のあり方」
中央大学 大坪弘教先生 「経済学を実験する」
明治大学 平野太一先生 「インクジェットの物理学」
山梨大学 安藤俊英先生 「仮想空間のための技術」
山梨大学 野原愼士先生 「燃料電池の原理と応用について」
山梨大学 若山照彦先生 「未来の生殖技術~絶滅動物の復活や宇宙での生殖は可能だろうか~」
東京薬科大学 三浦典子先生 「微生物学 ヒトと病原菌の戦い」
山梨県立大学 新藤裕治先生 「ケアの本質と看護師に求められる能力」
山梨大学 犬飼岳史先生 「小児がん」
↓ 出張講義の様子です。
ある講義の中で、先生から「大学に入ることを目標にしないで、何を学ぶのかを目標にしてください。」というお話がありました。生徒が自分の進路を考えるに当たっては、目標を「〇〇大学合格」に定めることが多くなります。確かに目標を持つことは重要ですが、同時に、その先にある「学びたいこと」を大切に考え続けて欲しいと思います。
また、大学の先生から直接話を聞ける機会は本当に貴重な経験であり、教員の我々が聞いても面白い内容が多いと感じます。同じ話を聞くにあたっても気持ち次第で大きく内容は変わるため、生徒達には事前に「貴重なチャンスです。まっすぐな態度で受講しましょう。」と伝えました。これらの講義が生徒の未来へ繋がることを願います。また、訪問してくださった先生方には心より感謝を申し上げます。
さらに、本日16日(金)にSSH「サイエンスダイアログ」が実施されました。1年5組の生徒を対象に東京都立大学のDr. Gergo NEMES (Mr.)先生が「量子論におけるリサージェンス理論とその応用」の演題で講義してくださいました。研究内容はかなり高度であり、しかも英語での講義であったため、生徒は苦労することが予想されましたが、質問の時間になると多くの質問が飛び交い、終了後も講師の先生を取り囲んで積極的に英語で質問する姿が印象的でした。生徒からは「英語で数学を学ぶという良い経験となった」という感想が聞かれ、南高生の頼もしさを感じることができました。
↓ サイエンスダイアログの様子です。
フロンティア・ディスカバリーについて
本校ホームページにて、本校で利用しているポートフォリオ「フロンティア・ディスカバリー」が公開されております。生徒はこの冊子に自分の活動を書き込み、振り返ることになります。フロンティア探究での研究活動、大学講義やサイエンスフォーラム、キャリアガイダンスでの新しい気づき等、一つ一つが有機的に結びつくことで生徒の成長に役立ってくれることを願います。
↓ フロンティア・ディスカバリーの一部です。
↓ こちらのページからファイルを見ることができます。
歌声の練習も順調に進んでいるようです。
来週はいよいよ歌声コンクールがあり、金曜日には終業式となります。
2022年の締めくくりの1週間ですので、充実した週になればと願います。
(文責:山下)