スーパーサイエンスⅠ
自然科学に対するより実践的な能力を育成するために,生徒の進路志望に応じて授業内容を選択できる科目です。
JAXA講座(平成27年度)
JAXA(宇宙航空開発研究機構)の職員の指導により実験、実習や講義を受けます。また、JAXA相模原キャンパスを訪問し、宇宙航空研究開発や月惑星探査の研究開発について学びます。
実施計画
回 |
月日 |
講義・実習内容 |
場所 |
1 |
7月25日(土) |
相模原キャンパス見学研修 |
JAXA相模原キャンパス |
2 |
8月12日(水) |
惑星探査における来年度打ち上げ予定の水星探査機などについての講義
ロケットに関する講義と実験・実習 |
本校 |
講師:JAXA宇宙航空プロジェクト 朝木 義晴 研究員
JAXA宇宙飛翔工学研究系 竹前 俊昭 助教
活動の様子

電子顕微鏡講座(平成27年度)
電子顕微鏡の仕組みと操作方法について学び、様々な試料を観察します。
実施計画
- 時期
平成27年7月17日(金)、8月17日(月)、8月18日(火)、19日(水)
- 内容
電子顕微鏡の仕組みと操作方法について学び、様々な試料を観察する。
- 講 師
日本電子株式会社 電子光学機器営業本部 山本秀夫氏、菊地辰佳氏 本校教員
回 |
実施日 |
講義・実習内容 |
場所 |
1 |
7月17日(水) |
・顕微鏡の基本原理 ・光学顕微鏡の使い方
・顕微鏡観察実習 ・電子顕微鏡の基礎知識 |
本校 |
2 |
8月17日(月) |
・電子顕微鏡に関する講義(原理、構造、基本的な扱い方など)
・走査電子顕微鏡を用いて、電顕観察の前処理法や操作法を実習 |
本校 |
3 |
8月18日(火) |
・観察したいものを電子顕微鏡で観察し、操作に慣れる。
・グループで課題を設定し調べる。 |
本校 |
4 |
8月19日(水) |
まとめと発表 |
本校 |
活動の様子



太陽光ソーラーパネル講座(平成27年度)
太陽光ソーラーパネルの仕組みについて、山梨大学工学部にて講義・実習を行います。また、米倉山のソーラーパネル施設を見学します。
- 時 期 平成27年8月20日(木)、21日(金)、31日(月)
- 内 容
太陽電池についての講義や実習をとおして様々なことを学ぶ。(仕組みや構造、歴史、利用方法、エネルギー問題等)
また、山梨大学クリーンエネルギー研究センターを訪問し、最先端の研究に触れる。
さらに、米倉山メガソーラーシステムを見学する。
- 講 師 山梨大学クリーンエネルギー研究センター 入江 寛 教授
実施計画
回 |
実施日 |
講義・実習内容 |
場 所 |
1 |
8月20日(木) |
太陽電池の仕組み (講義) |
本校 |
2 |
8月21日(金) |
太陽電池の仕組み (実験) |
本校 |
3 |
8月31日(月) |
・山梨大学クリーンエネルギー研究センター及び燃料電池の見学 ・米倉山メガソーラー発電所 |
山梨大学クリーンエネルギーセンター 米倉山メガソーラー発電所 |
活動の様子






先端技術講座(平成27年度)
日本科学未来館での実験教室に参加したり,東京大学生産技術研究所で最先端の研究に触れたりします。
実施計画
- 時期
平成27年10月14日(水)、10月26日(月)、11月2日(月)、11月11日(水)
- 内容
日本科学未来館での超伝導実験と、東京大学生産技術研究所の研究室訪問を行い、最先端の研究や技術にふれる。
- 講 師
日本科学未来館職員
東京大学生産技術研究所の研究者
本校職員
回 |
実施日 |
講義・実習内容 |
場所 |
1 |
10月14日(水) |
事前学習とプレゼンテーションを行うためのスキルを学ぶ |
本校 |
2 |
10月26日(月) |
日本科学未来館での実験実習と,東京大学生産技術研究所訪問 |
東京 |
3 |
11月2日(月) |
プレゼンテーションの作成 (実習) |
本校 |
4 |
11月11日(水) |
発表会 |
本校 |
活動の様子

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スーパーサイエンスⅡ・探究
「スーパーサイエンスⅠ」や普段の授業または日常生活の中から自ら研究テーマを見つけ,小グループまたは,個人で「課題研究」に取り組みます。必要に応じて大学や研究施設,民間企業からの指導も受け,高度な研究内容に対応していきます。研究成果は校内で研究発表会を行うとともに,校外での発表会にも積極的に参加します。
DNA講座(平成27年度)
バイオテクノロジー分野の講義を受講するとともに,大腸菌を用いた遺伝子組み換え実験を行い,蛍光タンパク質の形成を確かめます。また,PCR法を用いて,DNA実験も行います。
実施計画
山梨大学医学部講座(平成27年度)
梨大学医学部キャンパスにおいて,医療現場での体験,学習をとおし,医師の仕事や地域医療についての理解を深める。また,生命の倫理感や医学の最先端分野の講義を受講します。
実施計画
- 時期
平成27年8月12日(水)、13日(木)
- 内容
山梨大学医学部キャンパスにおいて,医療現場での体験,学習をとおし,医師の仕事や地域医療についての理解を深める。
また,生命の倫理感や医学の最先端分野の講義を受講する。
- 講師
山梨大学医学部 久保田健夫,小泉修一教授他
山梨大学医学部医学科大学生(本校OB)
本校教員
- 講義内容
8月12日(水) 場所:山梨大学医学部
医学部附属病院での講義と見学,実習
【講義と施設見学】
講義1 小泉教授(薬理学)「もっと脳を知ろう」
講義2 喜多村教授(生化学第2)「脳のはたらき」
講義3 大塚教授(生化学第1)「記憶ってなに?」
講義4 森石教授(微生物学)「感染症のいま」
講義5 中尾教授(免疫学)「微生物から体を守るしくみ」
講義6 川原教授「ゼブラフィッシュで知る発生の不思議」
【講座ごとに分かれて実習】
8月13日(木) 場所:本校
・生命倫理や医学部を目指すに当たっての心構えについて(山梨大学医学部 杉田完爾 教授による講義)
・本校OBによる大学生活の体験談(山梨大学医学部医学科4年生と1年生の2名と本校生) 「生命倫理」に関する資料を読んで、感想をまとめる。
活動の様子


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サイエンスフォーラム(平成27年度)
自然科学に関する興味・関心を高め、科学技術と社会の関わりについて考えさせるために一流の研究者を招いたて講演会を行います。講師には本校の卒業生で、様々な分野で活躍されている研究者や技術者もおよびしています。
実施計画
- 第1回 9月5日(土) 「貴金属の特長と工業製品への応用」:東北大学 島津武仁 教授
- 第2回 9月11日(金) 「宇宙から地球を見る」:JAXA 藤平耕一 研究員
- 第3回 9月12日(土) 「砂山の幾何学」:兵庫教育大学 濱中裕明 教授
- 第4回 10月23日(金) 「ロボット技術と未来社会」:千葉工業大学 古田貴之 所長
- 第5回 11月27日(金) 「細胞をつかうモノづくり」:東京大学 竹内昌治 教授
- 第6回 12月18日(金)「山梨の気象・地震・火山と防災について」:甲府地方気象台 北野芳仁 調査官
活動の様子






海外研修(平成27年度)
実施目的
国際的に有名かつ先進的な研究機関での研修を通して、科学技術への好奇心や探究心を喚起し、将来科学技術に関わる専門的・国際的な仕事に従事したいという意識を持たせる。また、日本では見られない自然実習を通して、自然環境への興味関心と学習意欲を高める効果が予想される。さらに、現地で活躍する日本人研究者や現地高校生と交流する中で、英語力の必要性を実感させるとともに、豊かな国際性を身につけた生徒の育成を目指す。
活動の日程と様子
- 時 期 平成28年3月6日(日)~3月12日(土) 5泊7日
- 訪問先 アメリカ合衆国 ロサンゼルス・ ヨセミテ国立公園他
- 日程等
3月6日 学校発…成田着/成田発=ロサンゼルス着・・・・カリフォルニア科学センター、グリフィス天文台
3月7日 カリフォルニア工科大学、UCLA訪問(講義受講とキャンパスツアー)
3月8日 Duarte High School 訪問(共同授業)
3月9日 国内便でサンフランシスコへ移動、カリフォルニア科学アカデミー訪問、バスでヨセミテへ移動
3月10日 ヨセミテ国立公園フィールドワーク
3月11日 サンフランシスコ空港発
3月12日 成田着/成田発…学校着
1日目(3月6日)
カリフォルニア科学センターでスペースシャトル「エンデバー」や、館内の展示物を見学しました。夕食後、高台にあるグリフィス天文台を訪れ、天体に関する説明を受けるとともに、プラネタリウムを鑑賞しました。またロサンゼルス市内の夜景を見学しました。



2日目(3月7日)
ロサンゼルス2日目です。
午前中はカリフォルニア工科大学を、午後はUCLAを訪問し、日本人研究者の講義を受講しました。質問もたくさん出て、国際的に活躍している日本人の姿を目の当たりにしました。講義後、どちらの大学でも留学生の案内によるキャンパスツアーに参加しました。自分の人生観をしっかり持ち、研究したいことに積極的に取り組んでいることにとても刺激を受けた様子でした。



3日目(3月8日)
ロサンゼルス3日目です。生徒達が楽しみにしていたDuarte High School の訪問です。現地の生徒と一緒に理科(生物・化学・物理)の実験授業を一緒に受けました。アメリカの高校の授業スタイルや、現地の生徒が積極的に授業に取り組む様子にとても刺激を受けた様子でした。



4日目(3月9日)
アメリカ4日目です。朝、国内便でサンフランシスコに移動しました。その後、カリフォルニア科学アカデミーを訪問し、植物園や水族館などの展示物を鑑賞しました。また、現地の学芸員の説明を受けました。なるべく自然のままの状態で動植物を展示するというコンセプトに生徒達は感動していました。その後、バスでヨセミテへ移動しました。


5日目(3月10日)
アメリカ西海岸海外研修5日目。朝からヨセミテ国立公園のフィールドワークです。現地ネイチャーガイドによるシエラネバタ山脈で最も豊かな生態系や特異的な地質的特徴の説明を受けるとともに、アメリカの大自然の雄大さに驚愕の声をあげていました。




6・7日目(3月11日・12日)
サンフランシスコ空港を11:10に出発、時間通りに成田空港に全員無事帰国、バスで予定より早く19:40頃学校に到着しました。7日間、とても充実した海外研修となりました。人生観が変わった生徒もいたようです。一回り大きくなった生徒達の今後の活躍を期待しています。 

サイエンスイングリッシュ
英語教師単独でなく他教科の教師やALTと連携して理数の授業の1部分を英語で行う等、英語にふれる量を増やし、書いたり話したりという力を育成していきます。
SS科目
SS 科目(SS数学Ⅰ Ⅱ、SS数学探究、SS物理、SS化学、SS生物)は、(1)事象を探究する過程を通し,自然科学及び数学における基本概念や原理と法則を系統的に理解させる。(2)発展的な学習内容を導入し,専門分野への興味・関心を高める。の2点を目標に設定しています。従来の学習領域の配列を改善し、応用的・発展的な学習内容を授業に導入したり、課題研究を課すなどの取り組みを行います。
科学ボランティア
県立科学館のボランティアスタッフとして、「科学の楽しさ」を伝える活動を行っています。青少年のための科学の祭典に参加したり、各ショップ毎の普及活動も積極的に行っています。
コンテストの成果
これまでに様々なコンテストに多くの生徒が参加し、県や全国で上位の成績をおさめてます。昨年度までの主な成績は、物理チャレンジ(金賞2回、銀賞4回、優良賞2回、国際オリンピック代表候補、奨励賞2回)、化学グランプリ(金賞1回、銀賞2回、関東支部長賞3回)、数学オリンピック(本選出場3回)、日本学生科学賞山梨審査会(県知事賞3回、県読売新聞社賞2回)、日本学生科学賞中央審査会(入選1等)、 JSEC(最終審査会出場)、山梨県自然科学研究発表会(最優秀賞3研究、芸術文化祭賞8研究)ロボコン山梨(アイデア賞)、エコエネルギーカーコンテスト(特別賞)等があります。
今年も様々なコンクールに出場し、上位入賞を目指します。