スーパーサイエンススクール

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平成27年度

スーパーサイエンスⅠ

自然科学に対するより実践的な能力を育成するために,生徒の進路志望に応じて授業内容を選択できる科目です。

電子顕微鏡講座(平成27年度)

電子顕微鏡の仕組みと操作方法について学び、様々な試料を観察します。

実施計画

  • 時期
    平成27年7月17日(金)、8月17日(月)、8月18日(火)、19日(水)
  • 内容
    電子顕微鏡の仕組みと操作方法について学び、様々な試料を観察する。
  • 講 師
    日本電子株式会社 電子光学機器営業本部  山本秀夫氏、菊地辰佳氏 本校教員

 

実施日 講義・実習内容 場所
1 7月17日(水) ・顕微鏡の基本原理 ・光学顕微鏡の使い方
・顕微鏡観察実習 ・電子顕微鏡の基礎知識
本校
2 8月17日(月) ・電子顕微鏡に関する講義(原理、構造、基本的な扱い方など)
・走査電子顕微鏡を用いて、電顕観察の前処理法や操作法を実習
本校
3 8月18日(火) ・観察したいものを電子顕微鏡で観察し、操作に慣れる。
・グループで課題を設定し調べる。
本校
4 8月19日(水) まとめと発表 本校

 

活動の様子

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生物講座(平成27年度)

生物の多様性を維持し、希少生物を保護する意義について学びます。淡水魚の希少生物ホトケドジョウ類を例にとり、ビオトープを見学したり、飼育水槽を見学したりします。また、ホトケドジョウ類の進化をDNA解析から学びます。

実施計画

  • 時期
    平成27年7月22日(水)、8月18日(火)、10月26日(月)、11月18日(水)
  • 内容
    生物の多様性を維持し、希少生物を保護する意義について学ぶ。
    淡水魚の希少生物ホトケドジョウ類を例にとり、ビオトープを見学したり、飼育水槽を見学する。
    また、ホトケドジョウ類の進化をDNAによって明らかにする。
    さらに、忍野村の淡水魚水族館と水産技術センターを訪れ、他の淡水魚の見学する。
  • 講 師
    山梨大学教育人間科学部  宮崎淳一 教授(本校OB)
    山梨県水産技術センター忍野支所  大浜 秀規 支所長
実施日 講義・実習内容 場所
1 7月22日(水) 生物の多様性と希少生物を保護する意義についての講義 本校
2 8月18日(火) ホトケドジョウ類のDNAを解析し、進化の過程を解明する。 山梨大学
3 10月26日(月) 忍野村の淡水魚水族館と水産技術センターにてビオトープと飼育水槽を観察する。 淡水魚水族館
4 11月18日(水) まとめと発表 本校

活動の様子

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ロボット講座(平成27年度)

ロボットの作製をとおして電気の基礎と最先端技術を学びます。今年度は、メロディを演奏しながら、それに合わせて踊るロボットを製作し、メロディ、動きのプログラミングを行い、各自のロボットのパフォーマンスを発表します。

  • 実施時期
    平成27年9月5日(土)、9月12日(土)、9月19日(土)、10月17日(土)
  • 内容
    ロボット製作をとおして、電気の基礎と最先端技術を学ぶ。
    まとめとして、完成したロボットを使ってコンテストを行う。
  • 講師
    山梨大学工学部電気電子工学科 丹沢 勉 准教授
    同 大学院生
    本校教員

実施計画

実施日 講演内容 場所
1 9月5日(土) 電気の基礎と電子部品の働きについての講義
主基板の製作(ハンダ付けを行う)
本校
2  9月12日(土)  主基板・ロボットメカ部分の製作(ハンダ付け、ギアなどの組立てを行う) 本校
3 9月19日(土)  ロボットの動きとメロディ演奏の原理とプログラミング 本校
4 10月17日(土) ロボットの動きとメロディ演奏のプログラミング
完成したロボットを使ったコンテスト
本校

活動の様子

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プログラミング講座(平成27年度)

HTMLを使って、ウェブページを実習形式で作成します。さらに、プログラミング言語JavaScriptを使って、動きのあるウェブページを作成します。実習課題をこなしていくなかで、プログラミングの基本概念を理解するとともにHTMLとJavaScriptの基礎技術を習得します。

実施計画

  • 時 期
    平成27年9月5日(土)、9月12日(土)、9月19日(土)
  • 内 容
    ホームページの作成をとおして、インターネットのメインコンテンツである、HTMLについて学ぶ。また、プログラミング言語Java Script を使って、動きのあるウェブページにも挑戦していく。
  • 講 師
    株式会社トランゴ 石原 佳典 代表
    第1回:9月5日(土) 「HTMLの基礎基本」
    第2回:9月12日(土)「HTMLの装飾、レイアウト」
    第3回:9月19日(土)「HTMLの概念とHTMLの基本的なタグについて」
                「ウェブページの作成」

活動の様子

                                            DSCN2379DSCN0489 DSCN2381DSCN0504

太陽光ソーラーパネル講座(平成27年度)

太陽光ソーラーパネルの仕組みについて、山梨大学工学部にて講義・実習を行います。また、米倉山のソーラーパネル施設を見学します。

  • 時 期 平成27年8月20日(木)、21日(金)、31日(月)
  • 内 容
    太陽電池についての講義や実習をとおして様々なことを学ぶ。(仕組みや構造、歴史、利用方法、エネルギー問題等)
    また、山梨大学クリーンエネルギー研究センターを訪問し、最先端の研究に触れる。
    さらに、米倉山メガソーラーシステムを見学する。
  • 講 師 山梨大学クリーンエネルギー研究センター 入江 寛 教授

 

実施計画

実施日 講義・実習内容 場  所
1 8月20日(木) 太陽電池の仕組み (講義) 本校
2 8月21日(金) 太陽電池の仕組み (実験) 本校
3 8月31日(月) ・山梨大学クリーンエネルギー研究センター及び燃料電池の見学
・米倉山メガソーラー発電所
山梨大学クリーンエネルギーセンター
米倉山メガソーラー発電所

 

活動の様子

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山梨大学工学部連携講座(平成27年度)

山梨大学工学部の研究室が本校生徒のために講座を開いて頂きました。それぞれの研究室において大学の先生や大学院生の指導のもと実験・実習を行い、最先端の研究に触れます。

実施計画

  • 時期
    平成27年8月19日(水)、8月20日(木)、8月21日(金)
  • 内容
    山梨大学工学部の研究室において次の実験・実習を行い、最先端の研究に触れる。
    (1)ナノ探針を用いた原子の観察
    (2)プラスチック光ファイバを使ったガスセンシング
    (3)音をコンピュータで自由に扱う(音声ズーム)
  • 講 師
    山梨大学大学院医学工学総合研究部
    堀 裕和 教授 (工学部先端材料理工学科)
    森澤 正之教授 (工学部電気電子工学科)
    小澤 賢司 教授 (工学部コンピュータ理工学科)

活動の様子

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身近な街づくり講座(平成27年度)

リニア駅が甲府市大津町に建設予定となったことを受け,リニア駅周辺にどのような街を作るかを考えます。また,実際に大月にある山梨県立リニア見学センターを見学し,リニア実験線駅やシアターを鑑賞して参考にします。さらに,大津町付近の現在の街の様子を見学します

実施計画

  • 時期
    平成27年10月14日(水)、11月7日(土)、11日(水)、15日(日)
  • 内容
    リニア駅が甲府市大津町に建設予定となったことを受け、リニア駅周辺にどのような街を作るかを考える。
    また、実際に大月にある山梨県立リニア見学センターを見学し、リニア実験線駅やシアターを鑑賞して参考にする。
    さらに、大津町付近の現在の街の様子を見学する。
  • 講 師
    山梨大学大学院医学工学総合研究部   石井信行 准教授
      TA 山梨大学大学院生・学部生

 

実施日 講義・実習内容 場所
1 10月14日(水) ①街ができるには? ・甲府市(大津町周辺)を紹介
②大津町周辺の歴史の紹介
③グループ分け、調査方法と活動計画の話し合い
本校
2 11月7日(土) ①リニア見学センター訪問
②大津町周辺見学  リニア見学センター
リニア見学センター
大津町
3 11月11日(水) ワークショップ1
①グループごとに街の構想を考える
②模型づくり
③パワーポイントづくり
本校
4 11月15日(日) ワークショップ2
①グループごとに街の構想を考える
②模型づくり
③ディスカッション、発表
本校

活動の様子

                                            第1回街づくり (10)第2回まちづくり校外研修 (2) 第2回まちづくり校外研修 (16)第3回まちづくり (5) OLYMPUS DIGITAL CAMERA集合写真

先端技術講座(平成27年度)

日本科学未来館での実験教室に参加したり,東京大学生産技術研究所で最先端の研究に触れたりします。

実施計画

  • 時期
    平成27年10月14日(水)、10月26日(月)、11月2日(月)、11月11日(水)
  • 内容
    日本科学未来館での超伝導実験と、東京大学生産技術研究所の研究室訪問を行い、最先端の研究や技術にふれる。
  • 講 師
    日本科学未来館職員
    東京大学生産技術研究所の研究者
    本校職員
実施日 講義・実習内容 場所
1 10月14日(水) 事前学習とプレゼンテーションを行うためのスキルを学ぶ 本校
2 10月26日(月) 日本科学未来館での実験実習と,東京大学生産技術研究所訪問 東京
3 11月2日(月) プレゼンテーションの作成 (実習) 本校
4 11月11日(水) 発表会 本校

活動の様子

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JAXA講座(平成27年度)

JAXA(宇宙航空開発研究機構)の職員の指導により実験、実習や講義を受けます。また、JAXA相模原キャンパスを訪問し、宇宙航空研究開発や月惑星探査の研究開発について学びます。

実施計画

 

月日 講義・実習内容 場所
1 7月25日(土) 相模原キャンパス見学研修 JAXA相模原キャンパス
2 8月12日(水) 惑星探査における来年度打ち上げ予定の水星探査機などについての講義
ロケットに関する講義と実験・実習
本校

講師:JAXA宇宙航空プロジェクト 朝木 義晴 研究員

JAXA宇宙飛翔工学研究系 竹前 俊昭 助教

活動の様子

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スーパーサイエンスⅡ・探究

「スーパーサイエンスⅠ」や普段の授業または日常生活の中から自ら研究テーマを見つけ,小グループまたは,個人で「課題研究」に取り組みます。必要に応じて大学や研究施設,民間企業からの指導も受け,高度な研究内容に対応していきます。研究成果は校内で研究発表会を行うとともに,校外での発表会にも積極的に参加します。

神岡研修(平成27年度)

飛騨市神岡町にある東京大学宇宙線研究所のニュートリノ検出装置であるスーパーカミオカンデや東北大学大学院理学研究科附属ニュートリノ科学研究センター(カムランド) を見学し、宇宙素粒子物理学の最先端の研究について学習します。

実施計画

  • 時期
    平成27年8月21日(金)~8月22日(土) 1泊2日
  • 訪問先
    東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設(スーパーカミオカンデ)
    東北大学大学院理学研究科 附属ニュートリノ科学研究センター(カムランド)
    京都大学防災観測所
  • 日程
    8月21日(金)
    東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設(スーパーカミオカンデ)
    東北大学大学院理学研究科 附属ニュートリノ科学研究センター(カムランド)
    8月22日(土)
    京都大学防災観測所

活動の様子

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臨海実習(平成27年度)

お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターで2泊3日の臨海実習を行い,ウニの発生観察やプランクトンを採集・観察します。

実施計画

  • 時期
    7月25日(土)~7月27日(月) 2泊3日
  • 訪問先
    お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター(千葉県館山市)
  • 日程等
    7月25(土)
    ・『ウニの発生について講義と実験』
    ・発生の実験、受精と卵割を顕微鏡で観察
    ・『海岸動物についての講義』
    7月26日(日)
    ・『ウニの発生の観察』
    ・『海岸での生物採集の実習』
    ・『採集した動物の観察・同定の実習』
    ・『プランクトンの採集と観察』
    ・『海岸でのウミホタルの採集と観察』
    7月27日(月)
    ・『ウニの発生の観察』
  • 講師
    お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター 清本 正人 准教授

活動の様子

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ワイン講座(平成27年度)

実施計画

  • 内 容
      ➀ 本校でアルコール発酵の実験をおこない、発酵の基礎を学ぶ。
      ➁ サントリー登美の丘ワイン工場を訪問し、ワインの醸造技術を学ぶ。
      ➂ 山梨大学生命環境学部附属ワイン科学研究センター 奥田 徹 教授の講義を受講。
      ➃ ワイン科学研究センターを見学し、発酵の最先端技術について学ぶ。
  • 日 程
    第1回 平成27年8月19日(水) 山梨大学で奥田先生の講義を受講
        附属ワイン科学研究センターの見学 サントリー登美の丘ワイン工場の見学
    第2回 平成27年8月22日(木) サントリー登美の丘ワイン工場の見学
        酵母菌を用いたアルコール発酵の実験(学校にて)
        附属ワイン科学研究センターの見学

 

活動の様子

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DNA講座(平成27年度)

バイオテクノロジー分野の講義を受講するとともに,大腸菌を用いた遺伝子組み換え実験を行い,蛍光タンパク質の形成を確かめます。また,PCR法を用いて,DNA実験も行います。

実施計画

  • 時期
    平成27年8月20日(木)、21日(金)、22日(土)
  • 内容
    バイオテクノロジー分野の講義を受講するとともに,大腸菌を用いた遺伝子組み換え実験を行い,蛍光タンパク質の形成を確かめる。また,PCR法を用いて,DNA実験も行う。  
  • 講師
    山梨大学生命環境学部 地域食物科学科 鈴木俊二 准教授
    本校教員
  • 講義内容
    第1回 8月20日(木) 場所:本校
    遺伝子組み換え植物について考えよう(講義)

    第2回 8月21日(金) 場所:本校
    遺伝子組換え実験その1
    PCR法によるDNA実験その1

    第3回 8月22日(土) 場所:本校
    PCR法によるDNA実験その2
    遺伝子組換え実験その2 

    PCR法の利用について(講義)

    活動の様子

                                        DSC_00562学年カメラ二日目 (8)2学年カメラ三日目 (7)2学年カメラ三日目 (4)

筑波研修(平成27年度)

筑波学園都市にある日本が誇る最先端の研究施設の見学と実習を行い,科学技術や研究に理解を深めます。

実施計画

  • 時期
    平成27年7月27日(月)~7月28日(火) 1泊2日
  • 訪問先
    筑波宇宙センター、防災科学技術研究所、高エネルギー加速器研究機構、
    地質標本館、食と農の科学館、サイエンス・スクエアつくば
  • 日程等
    7月27日(月)
    高エネルギー加速器研究機構、筑波宇宙センター、防災科学技術研究所         
    7月28日(火)
    筑波宇宙センター、食と農の科学館、地質標本館、サイエンス・スクエアつくば

活動の様子

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山梨大学医学部講座(平成27年度)

梨大学医学部キャンパスにおいて,医療現場での体験,学習をとおし,医師の仕事や地域医療についての理解を深める。また,生命の倫理感や医学の最先端分野の講義を受講します。

実施計画

  • 時期
    平成27年8月12日(水)、13日(木)
  • 内容
    山梨大学医学部キャンパスにおいて,医療現場での体験,学習をとおし,医師の仕事や地域医療についての理解を深める。

    また,生命の倫理感や医学の最先端分野の講義を受講する。 
  • 講師
    山梨大学医学部 久保田健夫,小泉修一教授他 

    山梨大学医学部医学科大学生(本校OB)

    本校教員
  • 講義内容
    8月12日(水) 場所:山梨大学医学部
    医学部附属病院での講義と見学,実習
    【講義と施設見学】
    講義1 小泉教授(薬理学)「もっと脳を知ろう」
    講義2 喜多村教授(生化学第2)「脳のはたらき」
    講義3 大塚教授(生化学第1)「記憶ってなに?」
    講義4 森石教授(微生物学)「感染症のいま」
    講義5 中尾教授(免疫学)「微生物から体を守るしくみ」
    講義6 川原教授「ゼブラフィッシュで知る発生の不思議」
    【講座ごとに分かれて実習】
    8月13日(木) 場所:本校
    ・生命倫理や医学部を目指すに当たっての心構えについて(山梨大学医学部 杉田完爾 教授による講義)
    ・本校OBによる大学生活の体験談(山梨大学医学部医学科4年生と1年生の2名と本校生)      「生命倫理」に関する資料を読んで、感想をまとめる。

活動の様子

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サイエンスフォーラム(平成27年度)

自然科学に関する興味・関心を高め、科学技術と社会の関わりについて考えさせるために一流の研究者を招いたて講演会を行います。講師には本校の卒業生で、様々な分野で活躍されている研究者や技術者もおよびしています。

実施計画

  • 第1回 9月5日(土) 「貴金属の特長と工業製品への応用」:東北大学 島津武仁 教授
  • 第2回 9月11日(金) 「宇宙から地球を見る」:JAXA 藤平耕一  研究員
  • 第3回 9月12日(土) 「砂山の幾何学」:兵庫教育大学  濱中裕明  教授
  • 第4回 10月23日(金) 「ロボット技術と未来社会」:千葉工業大学 古田貴之 所長
  • 第5回 11月27日(金) 「細胞をつかうモノづくり」:東京大学 竹内昌治 教授
  • 第6回 12月18日(金)「山梨の気象・地震・火山と防災について」:甲府地方気象台 北野芳仁 調査官

活動の様子

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海外研修(平成27年度)

実施目的

国際的に有名かつ先進的な研究機関での研修を通して、科学技術への好奇心や探究心を喚起し、将来科学技術に関わる専門的・国際的な仕事に従事したいという意識を持たせる。また、日本では見られない自然実習を通して、自然環境への興味関心と学習意欲を高める効果が予想される。さらに、現地で活躍する日本人研究者や現地高校生と交流する中で、英語力の必要性を実感させるとともに、豊かな国際性を身につけた生徒の育成を目指す。

活動の日程と様子

  • 時 期 平成28年3月6日(日)~3月12日(土) 5泊7日
  • 訪問先 アメリカ合衆国 ロサンゼルス・ ヨセミテ国立公園他
  • 日程等
    3月6日 学校発…成田着/成田発=ロサンゼルス着・・・・カリフォルニア科学センター、グリフィス天文台
    3月7日 カリフォルニア工科大学、UCLA訪問(講義受講とキャンパスツアー)
    3月8日 Duarte High School 訪問(共同授業)
    3月9日 国内便でサンフランシスコへ移動、カリフォルニア科学アカデミー訪問、バスでヨセミテへ移動
    3月10日 ヨセミテ国立公園フィールドワーク
    3月11日 サンフランシスコ空港発
    3月12日 成田着/成田発…学校着

1日目(3月6日)

カリフォルニア科学センターでスペースシャトル「エンデバー」や、館内の展示物を見学しました。夕食後、高台にあるグリフィス天文台を訪れ、天体に関する説明を受けるとともに、プラネタリウムを鑑賞しました。またロサンゼルス市内の夜景を見学しました。

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2日目(3月7日)

ロサンゼルス2日目です。
午前中はカリフォルニア工科大学を、午後はUCLAを訪問し、日本人研究者の講義を受講しました。質問もたくさん出て、国際的に活躍している日本人の姿を目の当たりにしました。講義後、どちらの大学でも留学生の案内によるキャンパスツアーに参加しました。自分の人生観をしっかり持ち、研究したいことに積極的に取り組んでいることにとても刺激を受けた様子でした。                                          DSCN6909 DSCN0968DSCN6923DSCN6925

3日目(3月8日)

ロサンゼルス3日目です。生徒達が楽しみにしていたDuarte High School の訪問です。現地の生徒と一緒に理科(生物・化学・物理)の実験授業を一緒に受けました。アメリカの高校の授業スタイルや、現地の生徒が積極的に授業に取り組む様子にとても刺激を受けた様子でした。

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4日目(3月9日)

アメリカ4日目です。朝、国内便でサンフランシスコに移動しました。その後、カリフォルニア科学アカデミーを訪問し、植物園や水族館などの展示物を鑑賞しました。また、現地の学芸員の説明を受けました。なるべく自然のままの状態で動植物を展示するというコンセプトに生徒達は感動していました。その後、バスでヨセミテへ移動しました。

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5日目(3月10日)

アメリカ西海岸海外研修5日目。朝からヨセミテ国立公園のフィールドワークです。現地ネイチャーガイドによるシエラネバタ山脈で最も豊かな生態系や特異的な地質的特徴の説明を受けるとともに、アメリカの大自然の雄大さに驚愕の声をあげていました。

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6・7日目(3月11日・12日)

サンフランシスコ空港を11:10に出発、時間通りに成田空港に全員無事帰国、バスで予定より早く19:40頃学校に到着しました。7日間、とても充実した海外研修となりました。人生観が変わった生徒もいたようです。一回り大きくなった生徒達の今後の活躍を期待しています。                                          DSCN1166DSCN3952

 

 

サイエンスイングリッシュ

英語教師単独でなく他教科の教師やALTと連携して理数の授業の1部分を英語で行う等、英語にふれる量を増やし、書いたり話したりという力を育成していきます。

SS科目

SS 科目(SS数学Ⅰ Ⅱ、SS数学探究、SS物理、SS化学、SS生物)は、(1)事象を探究する過程を通し,自然科学及び数学における基本概念や原理と法則を系統的に理解させる。(2)発展的な学習内容を導入し,専門分野への興味・関心を高める。の2点を目標に設定しています。従来の学習領域の配列を改善し、応用的・発展的な学習内容を授業に導入したり、課題研究を課すなどの取り組みを行います。

科学ボランティア

県立科学館のボランティアスタッフとして、「科学の楽しさ」を伝える活動を行っています。青少年のための科学の祭典に参加したり、各ショップ毎の普及活動も積極的に行っています。

コンテストの成果

これまでに様々なコンテストに多くの生徒が参加し、県や全国で上位の成績をおさめてます。昨年度までの主な成績は、物理チャレンジ(金賞2回、銀賞4回、優良賞2回、国際オリンピック代表候補、奨励賞2回)、化学グランプリ(金賞1回、銀賞2回、関東支部長賞3回)、数学オリンピック(本選出場3回)、日本学生科学賞山梨審査会(県知事賞3回、県読売新聞社賞2回)、日本学生科学賞中央審査会(入選1等)、 JSEC(最終審査会出場)、山梨県自然科学研究発表会(最優秀賞3研究、芸術文化祭賞8研究)ロボコン山梨(アイデア賞)、エコエネルギーカーコンテスト(特別賞)等があります。
今年も様々なコンクールに出場し、上位入賞を目指します。