本校1学年は、コロナ禍のために入学式を行うことができませんでした。そのため、高校に入学したことを実感できるようななんらかの集会を開きたいと考えてきましたが、本日ようやく行うことができました。クラスの記念撮影を行うため、短い時間でしたが、校長先生からのお話を聞き、その後、生徒代表の久保田歩美さんにすぴもスピーチをしてもらいました。
校長先生からは、「学校生活の中には好きなことがあれば嫌いなことや、必要ないと感じることもある。しかし、今必要ないと思えることでも、将来必要になってくるものもある。だから高校生活は可能性を広げる時間である。」ということから、高校生活を充実したものにするアドバイスをいただきました。今日は入学後初めて、映像ではなく実際に校長先生から話をいただくことができ、こういった集会が学年としての一体感を生み出してくれる一つの要因であることを実感できました。
久保田さんからは、最近よく聴いているという歌の歌詞『僕たちの夏は奪われてしまった。もう戻ってこないんだ』という一節を引用した上で、「本当に私たちの夏は(コロナ禍で)奪われてしまったのか。たしかに高校入学前に想像していたよりもできなかったことがある。でも、この状況だからこそできたこともある。」と述べ、非常に前向きで力強いスピーチをしてくれました。声や表情にも力が感じられ、生徒も教師も「ここからまたがんばっていこう!」という気持ちになったはずです。私は力が沸いてくる一方で、感動でじーんとしました。
さあ、もう少しで年末です。あと1週間全力でがんばります。よい年末を迎えましょう!
文責 佐藤慶
カテゴリ:ブログ 投稿日:2020/12/18