土曜日や長期休業中の講座、放課後や昼休みの個別指導など、本校の学習指導は盛りだくさんですが、学習指導の中心は、もちろん日々の授業です。1コマ45分の授業は、密度が濃く、発展的な内容になっています。そんな南高の授業の特徴的なものを紹介します。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)として、本校は理科の学習に関わる画期的な取り組みを行っています。その一つがこの「科学の世界」です。「科学の世界」では、国語・地歴・体育など、理科以外の教科の中で、それぞれの教科の目標を「理科的視点」から学習するので、その教科や学習内容に対して新たな発見や興味が生まれます。
基礎的な事項を中心とした中学校での学習と違い、高校での学習は、質・量ともにレベルが上がり、授業の進度も速くなります。そこで、南高では、1年生の授業が始まる時期に、国語・数学・英語を中心に、教科の目標、学習内容、授業の進め方、ノートの取り方、予復習の方法、などについての説明会(オリエンテーション)を行います。
中堅教員が様々な指導方法に取り組んでいる本校では、例年、他校の若手教員が同じ教科の先輩の授業を参観し、授業の進め方や教材作成の方法について学ぶ機会があります。